コメント多謝

感想を書いて下さった皆さん、どうもありがとう。成績には反映されませんが(笑)、ひとつひとつ嬉しく拝読しました。「ひとことカード」で皆さんと対話していく形を今年度初めて採り入れてみて（『生協の白石さん』ほど気の利いたコメントはお返しできなかったとはいえ）、やはりこういうコミュニケーションは大事だと痛感しました。「事柄を羅列するだけの文学史」なんて、講ずる側にとっても苦痛以外の何物でもありません。たとえその結果中世文学史が平家物語で終わってしまおうとも、皆さんに「中世って意外に面白い！」と思ってもらえれば、あの講義の目的は八割方達成されたも同然。私自身、今までの講義の中で一番楽しく話ができたように思います。正直に告白すると、かつて、毎週教室へ向かうのが憂鬱で仕方がない文学史もあったのですよ(笑)。皆さんとは相性が良かったのでしょう。